Go言語で働かナイト!に運営として参加しました

エンジニアチームの @talkto_me です。 4/9(木)に弊社主催のエンジニア向けキャリアイベントの Go言語で働かナイト! Forkwellキャリア談義 #3 に運営として参加しました。

株式会社エウレカエンジニアマネージャーの金子様、株式会社白ヤギコーポレーションCEOのシバタ様、株式会社はてなチーフエンジニアの松木様、また、パネルディスカッションのモデレータとして、株式会社Gunosyの横道様という錚々たるメンバーに登壇いただき大盛況のイベントとなりました。

詳細についてはイベントレポートを公開しておりますが、エンジニアとして興味深かった内容について紹介させていだきます。

学習コストが低い

Go言語の学習コストの低さについて度々言及していました。 公演で紹介のあった A tour of Go をやってわかったのですが、言語仕様は複雑ではなく、書いていてとっつきやすさを感じました。フォーマットを統一していること、標準で様々なコマンドを用意していること、各エディタのプラグインを公開していることも導入のしやすさの一因だと思います。もちろん、開発時はGo言語の考え方に則った設計をする必要があるため、様々な試行錯誤が必要になります。

Go言語を習得することでプログラミングにおける低レイヤの知識も習得できるため、チームとしての開発力も上昇するという意見もありました。

A tour of Go は日本語版もありますので、興味のある方はぜひ取り組んでみてください。

日本語のドキュメント不足

各社ともに国内のGo言語の開発をリードしている企業様でしたが、Go言語で開発する上で、日本語の情報量の少なさは障壁の一つになっているという懸念を抱いていました。

実際、中国語のドキュメントにしか最新のことが書いていない、というケースも紹介いただき、実運用となると気が引けてしまうこともあるかもしれません。

それでも、Go言語の勉強会やGo Conferenceなどを通じて国内コミュニティの活動も活発になってきていることもあり、積極的に改善しようとする意識を感じました。

モバイルアプリケーションの開発言語としての可能性

Go1.4で部分的にAndroidのサポートが始まりました。 Go言語を開発した企業がGoogleであることや、Go言語の開発環境としてIntelliJ IDEAが対応していることもあり、Go言語によるモバイルアプリケーション開発の時代も遠くないのではないか、という話がありました。 クロスコンパイルでiOSもサポートされることになれば、モバイルアプリケーション開発における標準言語となっていく可能性もあります。

最後に

Forkwell Jobsでは4/20現在、登壇いただいた白ヤギコーポレーション様、Gunosy様等Go言語による求人を掲載しております。ぜひご覧ください。 また、今後も様々なキャリア談義を行っていきますので、ご興味のある方はForkwellキャリア談義のイベントページよりグループにご参加いただきますと、イベント情報を受け取ることができます。

最後になりますが、登壇者の皆様、会場を提供していただいたSansan株式会社様、ありがとうございました。