おはらっきー(挨拶
最近『まもって守護月天!』のOPをひたすら聴きまくっている@_tbabaです。懐かしいですね。
実は自分、最近はずっと自宅から仕事をしておりまして、それで感じたこととか、特に感じなかったこととか、便利だったり不便だったりしたことを書いてみようと思います。
だいたい↓のような感じで進行します。
- そもそも何でリモートワークになったのか
- 家って集中できなくね?
- あんたが思うリモートワークの最大の利点って何よ
- 逆に欠点は?
- 結論
それではどうぞー。
ぶっちゃけ合う人と合わない人がいるっていう結論
流れ作っといていきなりぶった斬りますけど、リモートワークは合う人と合わない人といるので、この記事が全部正しいとかそういうふうに考えたりしないで、一度試してみればいいんじゃないですかね、というのはまず最初に言っておこうと思います。
ちなみに俺は普通です。特に変わりません。あ、でも健康にはなりました、精神的な意味で(後述)。
そもそも何でリモートワークになったのか
新しくチームを組んで、新しいコードを書くことになったのが9月半ばなんですが、そこから3ヶ月経ってだいぶこなれてきて、オフィスで相方と会話する時間が減ってきたんですね。
そこでふと考えてしまったわけです。
「あれ、会話しないならチャットがあれば十分なんじゃね?」
と。
で、二人で話し合って上司に『ちょっとリモートワーク試してみたいです』と話してみました。そしたら条件付きで認められまして、まずは週2日間のリモート勤務(火・水だったかな?)で稼働させてみよう、ということになりました。
そこからちょっとずつ増やしていって、リモートワーク開始から3ヶ月経った今ではむしろオフィスに行くのが稀、という状況にまでなりました。行ったらレアキャラ扱いされます。珍獣かと。
実際どういう働き方をしているのか
とりあえず一日のスケジュールとかそういうのをザックリと紹介します。
時間 | やってること |
---|---|
8:30 | 起床、朝食 |
9:00 | アニメを見る or ドラムを叩く ※1 |
9:30 | チャット等々を立ち上げる、昨日の仕事を思い出す |
10:00 | オフィス始業、朝会(Skype) |
〜13:00 | コードをモリモリ書く、あるいはチャットで仕様の話 |
13:00 | 昼食、ドラムを叩く |
〜19:00 | コードをモリモリ書く、あるいはチャットで仕様の話 |
19:00 | 夕食 |
〜20:00 | 仕事終了 |
ちなみに、コードを書いている間、適宜休憩を挟んでます。
ここで注目したいのが、※1ですね。頭を仕事モードに切り替える前にリラックスさせます。「これが終わったら仕事だ」という風に刷り込みを行ってます。そうすることで、精神的な意味でスムーズに仕事に取り掛かれるようになります。俺の場合はアニメを見ている時か、ドラムを叩いている時が一番心が穏やかなときなので、意図的にそういう状況を作り出した上で、仕事モードに移行しています(たまに家事が差し込まれて出来ないこともありますが)。
ちなみに電話がかかってきたりすることは一切ありません。朝会のSkype以外は全部チャットとメールで済ませています。これにもちゃんと意味があります。オフィスだと結構カジュアルに話しかけられることが多くて、基本気にはならないのですが、もしその時めちゃくちゃ集中していたとしたら、そこで集中力がぷっつり途切れてしまい、そこから立ち直るのは相当難しいです(経験ある人、いますよね?)。これもリモートワークにした理由のひとつで、差し込みとかを極力減らし、非同期なコミュニケーションに終始し、集中力を途切れさせない環境を物理的に作り出しました。
協力して頂いている営業の方々やプロジェクトマネージャーにはちょっと申し訳ないのですが、その分最速でコードを書いている、つもり、です。
あんたが思うリモートワークの利点って何?
前項にも書いてるのですが、集中力を途切れさせる外部要因がないことが、まずひとつ利点としてあげられます。
っていうのは結構語り尽くされた話だと思うので、まぁREMOTEとか読めば良いと思います。
『通勤が無い』こと
はい、これが最大の理由にして強みです。間違いないです。
もちろん、会社から徒歩圏内の人だったらそんなに気にならないかもしれませんね。しかしながら、俺みたいに 片道20分の徒歩と1時間の満員電車 がある人間にとっては、体力的にも精神的にも結構削られる作業なのです、通勤は。
ぶっちゃけ通勤するだけで疲れます。高コストです。人生の無駄遣いです。
「そこに住みたくて住んでるんだから文句言うなよ」
えぇ、ごもっともです。でも、良く考えてみてください。1時間満員電車に揺られる時間の分、英気を養って、午前中にモリッと仕事ができたら、明らかに効率が良いと思いませんか。
それに、通勤するということは帰り道もあります。往復したら約3時間です。重いですね。
もちろん、長い通勤時間を全て否定するつもりはありません。中には自分が住みたい場所というキーワードで選んだ結果、通勤時間の優先度が低くなっているだけ、という人もいるでしょうし、それを許容できるのであればそれはとても良いことだと思います。かくいう俺も、元々は八王子の自宅にスタジオを構えていて、そこを出る気が毛頭ないために長距離通勤をしていた人間ですし。
ただ、俺の場合はちょっとそのコストよりも通勤しないで体力を温存する方向で、仕事に集中してもらったほうが効率が良いならそうしてくれ、という話もあって、こうなってます。
『自分のためだけの空間を作れる』こと
これもオフィスではなかなか難しいことですね。なにしろ自分一人の空間ではないのですから。
例えば俺の部屋は今、ソファとローテーブルという環境になっています。ここ以外で仕事することはほぼありません(たまにスタジオで仕事をすることもありますが、そちらは楽器という誘惑が強すぎるのであまり使わないようにしています)。
自分好みの環境でプログラミングが出来るというのは、精神衛生上とても大事なことだと思っているので、結構気を使っています。
逆に欠点は?
話し合いがリアルタイムじゃなくなる
例えばちょっと仕様や実装の相談をしたいと思った時に、それが非同期になってしまうと、『今困ってるけど返事がないからちょっと別のことやってよう』となります。そうするとそちらのことをやっているうちに、相談内容を忘れてしまい、話し合いができる頃にまた思い出さなきゃいけない、ということになります。
そうなるのを防ぐためになるべく相談したい内容は文章化してそれを読めば一瞬で思い出せる状況を作っておかなければならないので、ちょっと手間です。
もちろん致命的な欠点というわけではなくて、 文章化することで自分の頭のなかが整理される ので、相談するまでもなく解決したりすることもあるのですが。
くらいしか思いつかないです。
そのくらいリモートワークはこのチームにしっくりときていると思います。
結論
長々と書きましたが、リモートワーク、もししっくり来るのであれば、ぜひ推奨したいです。
ある程度作るものが固まっていて、それぞれのチームメンバーが有機的に動けるような環境が整っているのであれば、あとは個々人のモチベーションによってリモートワークの成否が問われるのではないでしょうか。
そんな弊社ではForkwellというプロダクトに携わってくれるエンジニアを募集しています。もしご興味あれば、一度遊びに来てみてください。 (期待を裏切らないように言っておくと、Forkwellチームはみんな出社してコードを書いています)
それじゃ今回はだいたいこんな感じで。